ミュージカル『キレイ-神様と待ち合わせした女-』について

まずは一言だけ言わせてくれ。

 

「 ミソギ!!!!!!!!!!!! 」

 

……いやもう今は『キレイ』の話しかしたくないし、ミソギの話しかしたくない。総じてミソギしか勝たん!()って気持ち。

 

 


1/28に「キレイ-神様と待ち合わせした女-」の大阪公演へお邪魔しました〜!!神木くんファンのお友達と共に🥰わいわい

 

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フェスティバルホールは何回来ても素晴らしい空間だなとしみじみ)

 

 

 

予備知識一切無しだったので(キレイ2014観れなかった勢)再々再演にも関わらず、どう言うストーリーなのかも知りませんでした。

 

総じて最高。最高でした。

 

初演が2000年。それから、19年の時を経て再々再演されたこの作品。再々再演ってとんでもない作品に出会えてしまった。以下あらすじです。

 

【 あらすじ 】

三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く”もう一つの日本”。
その争いのさなか、民族解放軍を名乗るグループに誘拐され、監禁されていた少女が、10年ぶりにソトの世界に脱出する。


すべての過去を忘れた少女(生田絵梨花)は自ら”ケガレ”と名乗り、ダイズでできている兵士”ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てているキネコ(皆川猿時)、頭は弱いが枯れ木に花を咲かせる能力を持つ少年ハリコナ(神木隆之介)たち”カネコ組”と出会い仲間に加わる。
回収されたダイズ兵を食用として加工するダイダイ食品の社長令嬢・カスミ(鈴木杏)と奇妙な友情で結ばれていくケガレ。


戦場をうろつき、死体を拾って小銭を稼ぐ、そんな健気なケガレを見守るのは成人したケガレ=ミソギ(麻生久美子)だった。
その後ケガレは、カスミの身代わりに背中に銃弾を受け5年間昏睡状態に陥っていたが、目覚めたと同時に、同じく頭に銃弾を受け、頭脳明晰なゲイに変貌した青年ハリコナ(小池徹平)と結婚する。


死ぬことに憧れつつもなかなか死ねないダイズ兵のダイズ丸(橋本じゅん)、誘拐・監禁することでしか女性と一緒にいられないマジシャン(阿部サダヲ)らと出会い、過去、現在、未来が交錯する時間のなかで、ケガレは忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる。

 

(公式ホームページより)

もうあらすじから面白いやん!!!100点。

 

今回は歌が例年よりたくさんあったみたいで、

theミュージカルの要素も含めつつも、歌のタイミングとか数もバランス良くて。

 

座席を5列を潰して、オーケストラピットにしていて、生演奏はやっぱり臨場感と迫力が桁違いだと改めて実感。

オーケストラの指揮者の方が客席からも見えて、キャストさんの歌声や動き合わせて指揮を振ってるのとか観たら心震えた〜!

舞台を何回も観たいのは勿論やけど、オーケストラピット単体でも観たいって思ってしまった!(笑)

 

そして何を隠そう、麻生久美子さんに目奪われまくった。最近のツイート見てもらったら分かると思うけど、麻生久美子さんがわたしの中で大優勝した🏆

 

中学生の頃に『泣くな、はらちゃん』観て、麻生久美子さんのこと好きになったんやけど、まさかここで再熱するとは思わんかった〜まんまとやられた〜!!!!!ミソギの話するためにこの記事書き始めたと言っても過言ではない。

 

麻生久美子さん演じる " ミソギ " の圧倒的女神感。過去パートを後ろから見守ってるんやけど、圧倒的女神感。(2回目)" 女神 "って言葉があそこまで似合う人を初めて観た。

 

生田絵梨花ちゃん演じるケガレが成長した姿が、ミソギなんやけど。生田絵梨花ちゃんが成長したら麻生久美子さんになるよね?という説得力。……これは少年ハリコナ役の神木隆之介さんと、青年ハリコナ役の小池徹平さんにも言える。物語のあらすじを知らんくてもすんなり受け入れられた。それはとても大きくて、一回引っかかってしまうと「なんだかな〜」って思ってしまうじゃないですか?それがない世界って素敵。配役した方天才かよ!!素晴らしい。

 

配役の話は、…置いといて。(時効警察

5年もの間眠ってたから、身体は成長しているけど何だかまだあどけなさが残っていて。ピュアで幼いミソギが可愛くて可愛くてしょうがない。

 

ていうかミソギが地毛な事実尊くないですか?あのさらっさらでつやっつやなお髪……地毛かぁ……アホ毛も丸ごと抱きしめたい。

(ていうか麻生久美子さんのマネージャーさんがTwitter始めて下さったの嬉しすぎて、毎日ツイート見返しちゃうよね?あそーさん自身のツイートもあるとかテンション上がっちゃうよね?SNSとかそんなんはええんや……か思ってたけど、結局始まると嬉しいこの現象は何でしょうか?)

 

・『子だくさんが好きさ』でミソギが踊ってるみんなのこと上から見守ってるんやけど、「ぼんぼ〜んぼん ぼぼんぼ ぼんぼん」のところで手の振り加えながら一緒に踊ってるミソギがたまらなく愛しかった〜。

 

・スリーピー小松大魔術団で踊ってるミソギが可愛いキレイ愛しいの三拍子って話もしたい。セクシーすぎやしませんか?一生懸命踊ってるあの感じ保護案件だよね?保護。

 

・「わたしにミュージカルのお話が来るわけない」「嬉しいけど不安の方が大きくて」「出られるんだったらすごい幸せだし、嬉しいけど」って、始まる前のコメント映像では、自信の無さそうな麻生さんでしたが……

(こちらの動画)

 

そんな麻生さんの歌声が、終始心に響く響く。真っ直ぐ歌い上げる麻生久美子さんに完全に心奪われた。無意識に目を最大限まで大きく開けて、耳も澄ましちゃい案件。

 

特に、一幕終わり「儲けたぁ!」のサビへの盛り上がりに瞬間鳥肌たった!!!👼🏻全部好きやけどね!

 

可愛さと、美しさを兼ね備えつつ。儚さと強さも併せ持った、ミソギがたまらなく大好きです。こんなにぎゅんってキャラクターに心持ってかれたの久しぶり。麻生久美子さんの作品見返してモチベ保ちます。。。

 

 

そしてお次は、ケガレを演じる生田絵梨花さん。

生田絵梨花さんが所属している、乃木坂46はテレビ番組でたま〜〜〜に観る程度で。「友達が好きな乃木坂にいる可愛い子。最近は舞台やミュージカルに沢山出てるのね!」くらいの認識。それが軽率に心持ってかれた。(単純)

まずね、生田絵梨花ちゃんは歌が本当にお上手(みんな知ってる)想像を遥かに超える歌唱力。この子はこれから、舞台の上で沢山歌って踊って演じて欲しい、それを客席から観てたいって思ってしまった……きゃわ!

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そんな生田絵梨花さんがアイドルとして活動をしているこの世界軸、とても尊いですな。

彼女の想いが詰まりに詰まったこのブログ。

全世界の皆様読むべき。

 

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(こんなかわいいお写真を載せてくれてありがとうございます。ごちそうさんです。)

 

生田絵梨花ちゃんと麻生久美子さんの息の合い方。尋常じゃ無かった。2人で台詞を喋ってるのに、あそこまで合うことある?ってくらい合っててそこでまた驚き。台詞が一語一句合ってるのはまあ勿論なんやけど、スピード・抑揚・トーンまで一致してた。

 

 

お次は、神木隆之介さん。

終始かわいい。大天使神木隆之介

初舞台?は嘘でしょって話を何回もしちゃう。

真っ直ぐでバカで、でも憎めない。誰からも愛されるハリコナを今演じれるのは神木隆之介しか居ないと断言。癒され散らかした。何回か心の底からにやにやした。可愛いは正義。

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そしてお次は、小池徹平さん。

流石の歌唱力でした。小池さんが歌い始めるとキレイの世界がより広がる。奥行きが出る。

少年ハリコナを経ての青年ハリコナを演じた小池徹平さん。エモい。

途中で出てくる女装がお美し過ぎるのはもちろんなんですが、女の子の声で歌う時の高音が凄まじい。音域どうなってんの案件。


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(ここの2人可愛すぎて泣いちゃう)

 

 

こんな素敵なミュージカルを一度で見納め出来る訳もなく。軽率に土壇場で2回目の観劇を決意し、前楽観に行きました。大千秋楽行きたかったけど、バイト入れてしまってて( ;  ; )久しぶりにこんなに悔しい気持ちになった〜!でもハプニング見れてしまったしトータルすると良かった気もする。

2回目はストーリーが分かっているのでとにかく歌を聴き、演奏に耳を澄まし。目は麻生久美子さん演じるミソギを追いかけまくった。幸せでした。

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たった二回しか観劇出来なかったので「あぁ〜もう一度観たい」って気持ちで溢れ返ってたのですが。そんなキレイロスのわたしに朗報!

 

 

 WOWOWにて2020年3月28日午後3:20より『キレイ -神様と待ち合わせした女-』が放送されます!拍手!万歳!

テレビの前でスタオベする準備は出来ています。なんなら妹とデュアルモニターで見る約束まで取り付けた。

 

 

色々述べましたが、『キレイ-神様と待ち合わせした女-」はやっぱりストーリーが面白い。そしてそこに加わる歌と音楽の質の高さ。毎日舞台の上で生まれる役者さんの生の演技。

改めて舞台の面白さに気付くことが出来たし、たくさん色んな作品を生で観たいと思えました。

 

あわよくばまた数年後に再々再々演なんかして、新しいカタチの『キレイ』を観劇出来たらなと。そんな淡い期待を抱きながら日々を精進致します。以上。最後にあそーさんのTwitterより沸き散らかしたお写真。

 

 

Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画

 

 

 

 

 

 

(投稿日時は大千秋楽の日にした)