MIU404"桔梗ゆづる"について

 

お久しぶりや……気付いたら前のブログ更新から4ヶ月が経ってしまっている件について……その間にまあそれはそれは!いろいろあったのですが!とりあえず私は『MIU404』が最終回目前という世界軸に存在しております。(全世界の人がそう)

初回放送日が4月10日から延期になり、「あ、このまま放送されないのではないのでは?」って思っていた頃に比べると『MIU404』が放送されている事実と、出演者・スタッフさん共に、健康で安全に撮影を進められている事実がとっても嬉しい(開始早々重)……そして今日物語が最終回を迎えてしまう。その事実が切ない。そんな今日この頃です。皆様如何お過ごしでしょうか!⚡️(毎回前置き長くて、誤字脱字確認のために自分でも読むけど嫌になる🥺)

 

わたしは麻生久美子さんのファンというか、麻生久美子さんを応援させて貰っているというか、めちゃくちゃ麻生久美子さんのことが好きで生きる糧なんですよね(回り諄い)『MIU404』を本気で観てみようと思ったのも、麻生さんが出演されるからで。(いや星野源×綾野剛なんて良いに決まってるし野木亜紀子さん脚本作品なんて良いに決まってたけど!)

私は昔からドラマや映画で好きな俳優さんが出ているとフィルターが掛かってしまう節があるのですよ。かなりの確率で。いやでも今回は" 桔梗ゆづる "というキャラクターに、人物に、ベタ惚れしてしまって「ブログ書きたい!!」と思った。これはきっとフィルターをかっさらっても好きだ、140字じゃ足りない足りない!ってことで書き始めました(私の好きなシーンを書いていくだけのブログです)

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・隊長としての桔梗ゆづる

まずはやっぱり隊長としての桔梗ゆづるさん。"隊長としての桔梗ゆづる"は情報発表された時からときめき度★★★★★(星5)でした。ここで人物紹介をご覧ください

警視庁刑事部・第1機動捜査隊 兼 第4機動捜査隊・隊長。
警察署長を経て女性初となる1機捜の隊長に任官。陣馬とは旧知の仲で、捜査一課時代には志摩とも同じ班にいたことがある。機動捜査隊を四部制にした立案者で、責任を取る形でヘルプのための4機捜を立ち上げ、兼任隊長となった。口は悪いが懐は広い。根性論が嫌いなリアリスト。

改めて見たら物語のキーマンofキーマン。だって四機捜生みの親ですよ?四機捜のママですよ??(ママ)放送前は情報が人物紹介やテレビ誌の特集だけだったので「冷酷ウーマンなのかな」とか勝手に思ってたけど、物語が進んでいく内に桔梗隊長の色んな面が見えて魅力度増し増し。好きが止まらない。桔梗隊長の魅力を話すと多分9月終わってしまうので、いくつかに分けて話させてもろて🕺🏻

 

隊長としての魅力・ひとつ目は、古臭い男社会である警察で確固たる意思を持って働く姿。

1話の会見のシーンで流れてきたコメントにあった「美人すぎる女隊長」に対して「顔で隊長になってない」と一蹴。本当にその言葉通り。美人であることは桔梗隊長の絶対条件ではないんですよ。美人すぎるけどそれは一つの魅力であって、美人すぎる隊長になった訳ではない!!って話(伝われ)

物語が進む間にちょくちょく「女隊長」についての話題が出てきたけれど、10話では本人の口から"男社会働く困難さ"について語られるのさ。これはもう心が締め付けられる。

私なんかさ「顔で隊長になった」の次は「幹部と寝て出世して隊長になった」だって。ゆたかの父親までその幹部なんだってさ。誰だよ。ふざけんなっつの。働いてんだよこっちは。古臭い男社会の中でめげずにきっちりやってきた人の努力をさ、なんだと思ってんの。バカなの?ゆたかの父親まで勝手に変えんな。……悔しい。-『MIU404』10話

捜査一課から警部に昇進し、警察署長になり、機捜の隊長と上り詰めて、その間に結婚産休出産と10年の間に隊長になり、母親になり。この努力って並大抵のものじゃない。古臭い男社会の中だと余計に。その中でも自分の信念を曲げずに、進む方向はいつもブレない、桔梗隊長に全私が惚れた。でも彼女は

どれも私ひとりで出来たことじゃない。ハムちゃんにもゆたかにも助けられてし、隊員のみんなにも。

って語るんですよ。自分だけの努力じゃないって思っていて酔ってる中とは言え直接伝えることができるところ。全私が惚れた。志摩一未と桔梗隊長の魅力について語る会したい。(?)

 

 

隊長としての魅力・二つ目は、ただ厳格な隊長ではないところ。日本語難しい。伝わるかな〜〜???「私が隊長だから」って高圧的な態度が一度も無いのよ。まあそりゃあたまに怒鳴り散らかしてるけど(車の大破)(RECに撮られた時)その中にもあたたかさがあるのよね。突っぱねる感じじゃないの、怒る時も。やっぱり四機捜のママなの?????(ママ)

隊員とのやりとりも、まず感謝を忘れないところ。「ありがとう」と「ごめん」が言えるところが好きッ!!てなる。当たり前なんだけどこれは当たり前じゃないのよ。あと相手をしっかり理解しているからこそ出来る "得意を伸ばしていく育て方" を見て、桔梗隊長流石だなって思う(誰) 隊長の鑑だぜ、おい……

 

 

隊長としての魅力・三つ目は、部下思いなところ。私は一番ここに惹かれた。二つ目とどう違うの?って聞かれたらわたしにも分かりませんが(?)

部下を危険な目に合わせてしまったことに対して涙を溜めて、誰よりも悔しい思いをしている桔梗隊長。誰も予測できない事態だからしょうがないって割り切るのではなく、指揮した自分の責任だと思っているところが「桔梗隊長🥺🥺🥺」ってなる(語彙力)そして「みんな休み無しになっちゃうけど…」って事件の解決もそりゃあ大切だけど、それより何より緊迫した状況であっても、部下の休みと健康を労るその優しさ。一生側でついて行かせて下さい(ほんま誰)

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そして番外編で私が「麻生久美子が演じる桔梗ゆづる」から「桔梗ゆづる」に惚れたきっかけである3話の桔梗隊長の台詞。

日本語の表現は柔らかくて美しい。だけど重大な問題までオブラートで包み隠してしまう。

この台詞が日本語の核心を突いてて初めて聞いた時、印象に残った。日本語って棘が無くて大好きなんだけど、棘が無さすぎるのもまた事の重大さを濁してしまう要因なんだなって。

そして、同じく3話の「相手が未成年でも厳しく対象するべきだと思います。減刑も必要ない。等しく罪の責任をを取らせるべきです」って言う九重に対して、

もちろん相手が未成年だもしても、取り返しのつかない犯罪はあって、それ相応の罰は受けてもらう。だけど、救うべきところは救おうというのが少年法

私はそれを彼らが教育を受ける機会を損失した結果だと考えてる。社会全体でそういう子供たちをどれだけ救い上げられるか。5年後10年後の治安はそこにかかっている。

教育学を専攻している身からすると改めて責任重大だなって感じたな〜〜〜もちろん事件を起こしてしまった本人にも非はあるけれど、未成年であるうちはまだ正しく判断することが難しいし、判断を誤る事もたまにはあるでしょうよ。正しく導いてあげるのは親や先生や周りの大人たちの責任だよなあって(3話ではバシリカ高校の校長がTHEその対象だったね)

 

……話逸れたな。要するに私は桔梗隊長が相当好きです。こんなかっこいい大人になりたい。

 

 

・一児の母としての桔梗ゆづる

ゆたかに見せる表情がもう本当にお母さんの顔で「ママッッッ❕」てなる。

3話のラストシーン。ゆたかとハムちゃんと水族館で合流するシーン。「ゆたか〜〜〜☺️」って本当に「☺️」こういう顔するのよな。あたたかくて優しいお母さんの桔梗ゆづる。

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わたしが好きな母としての桔梗ゆづるさんは他にもあって、8話のゆたかを説得するシーン。盗聴器の件で完全に隊長モードだった桔梗さんのここの表情の切り替え、声のトーンの変わり方は麻生久美子さんの演技力に脱帽。ぜひ今すぐ録画かparaviで見てほしい!(このシーンカットしたの孫の代まで拗ねる)

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他にも6話のラストシーン。バーベキュー中でにゆづるさんはゆたかに対して「肉だけじゃなく野菜もね、とかそういう綺麗事はいらない。肉は肉、肉を食らえばいいのよ」って!!!痺れる!!!(笑)「肉だけじゃなく野菜も食べなさい」ってお母さんの決まり文句じゃないですか?それを一蹴してしまうゆづるさんの台詞。ゆづるさんの子育て論って絶対にユニークで面白いだろうし、母親・桔梗ゆづるだけでひとつドラマ観たいもんね。

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・戦友として

桔梗ゆづるとハムちゃんの関係性もアツい。

日本には証人保護プログラムは無いので、証言したことにより危険に曝されるハムちゃん。「必ず逮捕するって言ったのに」って涙を流すハムちゃんを抱きしめる桔梗さん。

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上(警察側の)が何もしてくれないなら、自分のお家でハムちゃんを守るっていう決断をした桔梗さんめちゃくちゃかっこいいよな。「桔梗なりの責任の取り方」って。ここまでしてくれる警察いますか?

ハムちゃんといるときの桔梗さんってお家ってのもあるだろうけど表情がとっても柔らかくて。友達のような、どこか姉妹のような……桔梗さんにとっても、ただ守るだけの存在ではないのが伝わってくるのよね。かわいいこのシーン。

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そして9話でのこのシーン。何年も守ってきたハムちゃんが危険な時でも、隊長として職務を全うする桔梗ゆづるさんに全俺が惚れた。この無線の声がどんどん震えていく感じ。やっぱり麻生久美子さんの演技が大好きだなって。

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「一緒に戦ってくれて、ありがとう」この台詞に震えた。桔梗さんが守る、ハムちゃんが守られるっていう関係ではなく、一緒に同じ敵に立ち向かった戦友のような二人。

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まとめ

桔梗ゆづるさんって女性として以前に、人として憧れる部分がたくさん詰まっているキャラクターだなと。一生ずっと笑ってて欲しい。(最後の最後まで重い)

まだまだ書きたいこと(志摩×桔梗とか)あったんですけどそれはまた別の機会に。。。

これさ、恐ろしいのが桔梗ゆづるってメインキャラではあるけれど主人公では無いのよね(百も承知)それでここまで考えさせられてしまう野木亜紀子さんの脚本ってやっぱり凄い。桔梗ゆづるの虜なんですけど。最終話終わったらまた追加するなり編集するなりします……最終話まであと7時間も無いよどうするよ……ここまで読んで頂きありがとうございました……感想なりなんなりお待ちしております……では金曜22時にお会いしましょう🚨